寒仕込み
年が明けてから、ずっとやりたかった味噌の仕込みに
ようやく手をつけられました。
去年はumuiの佐藤恵美子さんを招いて、
大勢でわいわいとお味噌を仕込んだものです。
そのお味噌がなかなか美味しくて、
定食の味噌汁に、はたまた味噌とオートミールのクッキーに、
と大活躍だったのはまだ記憶に新しく…
愛をもって発酵を見守りたくて、味噌に名前まで
つけたのでした。(なんと公募!)
今年の味噌はまだ名前を付けていませんが、
もしも、名付け親になってくれる方がいるのなら
是非お願いします。ふふふ。
ところで、お味噌ってなんか面倒そうだなぁ
なんて思っていませんか?
実はとっても簡単なんですよ!
身近な材料で出来るし、お子さんがいる家庭なら
家族で作るのも楽しそうですね。
今回の工程を写真とともに載せておきます。
1.大豆は前の晩から水に浸して戻す

2.圧力鍋で茹でる 指で簡単に潰せるくらいが目安
写真は圧力かける前に灰汁をとっているところ

3.茹でた大豆を潰す 今回は踏みました ムラなく出来てよい!

4.麹と塩を揉みながら混ぜる 今回は無農薬さわのはなの米麹

5.塩きり麹と大豆、大豆の煮汁を混ぜる

6.焼酎など度数の高いアルコールで殺菌した容器に味噌の玉を作って投げ入れる(空気が入らないようにするため) 平らにして表面にも塩をまぶす

仕込み完了

味噌は人間の心地よい温度で共に生きます。
3ヶ月ほど経ったら天地返しを。
麹のおかげで発酵を待つだけ。
食べれるのは7~8ヶ月後くらい?
出来れば1年待ちたいところ。
よく聞く味噌の寒仕込みは1~3月。
寒い時期に仕込むのがなぜ良いのか?
発酵が緩やかなことが美味しいお味噌になる
秘訣なんです。
市販の味噌は早く発酵させて商品化するために
仕込みの直後から加温したりして、
わずか3ヶ月ほどで完成させてしまうものも。
手作りのお味噌が美味しいのは、自分で作ったから、
以外にもちゃんと美味しさの原理がありそうですね。
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