春から夏にかけて、考えていたこと。
マクロビオティックのお店なんですか?と、たまに尋ねられます。
答えは、「いいえ」です。
100%ではないけれど、お野菜などは自分たちで育てた
無農薬野菜を使ったりして、食のおいしさや安全性を出来る限り
求めていきたい、と思いながら調理しています。
けれど、答えは「いいえ」です。
フランス菓子を基とするお店でずっと働いてきた
私には、そもそも縁が遠いかもしれませんね。
春から夏の頃に、お肉を一切食べられない時期がありました。
毎日豆や野菜類を摂りながら、食って何だろう?
命を頂くってどういうことだろう?
私たちの毎日使う化粧品の開発の犠牲になる動物は?
秋冬、街で当たり前のように身に着けられている毛皮は?
動物だけじゃなくて植物も命よね・・・
それなら、そもそも人間が存在すること自体が悪なの?
どこからが生きていくのに必要最低限で、どこからが贅沢品?
いろんな命だな、命を頂いて生きてるな、
いろいろ考えた3ヶ月。
けれど、今は食べられる幸せ。食べたいものを食べられる幸せ。
解っているなら、感謝して残さず頂こう。食べたいものを頂こう。
「おいしい」と思えるのが1番。そういう風に思いました。
今、お肉も頂いています。葉も実も根も頂きます。
ヨウケル舎には、植物性の食材のみを使ったおやつもあります。
バターや卵をたっぷり使ったおやつもあります。
完全無農薬野菜もあれば、そうでないものもあります。
蜂蜜を使っているものもあれば、お砂糖を使っているものもあります。
ご自身に合ったものを、その日の気分や体調で、どうぞ。
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